正しい知識がカギ!離婚調停の流れを詳しく解説します

離婚届と印鑑 ノウハウ

こんにちは。

今回は「離婚調停」についての記事です。

ひとむかし前までは、浮気と言えば奥さんに隠れてダンナさんが職場のOLや水商売の女性と関係を持つ・・・なんていうのが相場でしたが、最近では男性だけじゃなく女性側も浮気する人が増えているようです。

あるデータでは、働く女性の、実に5人に1人が「浮気をする」と言われています。

全体の約2割・・・少ないとは言えない数ですね。

 

まあ、男性が浮気をするということは、その相手をする女性だって浮気してるわけですから(独身の人もいますからすべてではありませんが)それなりの割合になる、ということですね。

それにしても、働く女性の2割も浮気しているなんて、正直いってビックリです(笑)

 

その場限りの関係(が許されるという意味ではありませんが)で終わればまだしも、繰り返し関係を持つことでいつしか浮気が本気になってしまう・・・

そして夫婦関係にひびが入ってしまい、離婚。

 

こうなってしまうと、正直なかなかもとの関係に戻ることは出来ません。

好むと好まざるとに関わらず、遅かれ早かれ離婚せざるを得ない状況が待っています。

今回は、離婚を決意した場合に、直面することになる「離婚調停」について詳しくお伝えします。

 

調停ってどんなときにやるの?

いざ離婚、となった場合、どのような形で分かれることになるのでしょうか?

法律的には以下の4つのパターンがあります。

そのパターンとは、

1)協議離婚(話し合いで決まる離婚)

2)調停離婚(家庭裁判所で第三者の方に入ってもらい、話し合いをして決まる離婚)

3)審判離婚(審判によって離婚をさせることが相当だと考える場合に、家庭裁判所が離婚を認める審判をして決まる離婚)

4)裁判離婚(家庭裁判所に離婚訴訟を起こし離婚を求める。民法で定められた離婚原因が必要になるが、これで決まる離婚)

の4つです。

協議離婚

通常もっとも多いのが協議離婚で、全体の9割を占めています。

これは夫婦間で話し合いお互いが合意した上で離婚届を提出します。

ただし、いくら話し合っても合意に至らないことも当然ながらありますよね。

調停離婚

夫婦間で収拾が付かない場合、第三者に間に入ってもらい(通常は家庭裁判所が間に入ります)第三者も含めて話し合って合意に持って行きます。

ここまでこじれるケースが全体の数パーセントに過ぎないため、情報が少なくなかなか知りたいことを調べるのに苦労します。

審判離婚

第三者に入ってもらっても決着が付かない場合、たとえば夫は離婚を求めているがどうしても妻が離婚を認めようとしないとか・・・

こういう場合には、家庭裁判所に離婚を認める審判をしてもらい離婚することも出来ます。

ただし、審判には「離婚するに足る相当な理由」が必要ですので、ただ相手のことが嫌いになったとか、その程度の理由では認められない場合もあります。

裁判離婚

それでも両者の合意が得られない場合、最終手段として離婚訴訟を起こすことになります。

これは法律の力を借りて離婚するもので、民法で定められた離婚原因を満たしていれば裁判所が離婚判決によって離婚を認めます。

これを離婚調停といいます。

通常はここまでこじれるケースは稀で、裁判になる手前のどこかで離婚が成立します。

とはいうものの、自分がこのケースに陥ることだって当然のことながらあり得るわけで、そうなった際の手続きについては知っておいた方が良いでしょう。

調停を起こした後の流れ

離婚調停では

・慰謝料
・財産分与

子供がいる場合は、

・親権
・養育費

が話し合いの内容です。これ以外は話し合いません。

相手の不倫や浮気で慰謝料を請求する場合は証拠が必要になるので、用意しましょう。

この証拠についてですが、離婚調停に使う場合、法的に有効なものである必要がありますので、場合によっては弁護士や探偵などの力を借りることになるかも。

それなりの費用がかかってきますので、その辺もしっかりと事前に調べておくといいでしょう。

自分で集められる証拠としては、

・「ライン」「メール」の内容(スクリーンショットでもOK!)

・「音声データ」

・「動画」「写真」

こういったものは大変有利な証拠になります!

ただし、それらが間違いなく相手のもの(音声、メール文、映像など)であることがわかるものしか証拠としては効力を持ちません。

 

ついつい焦って、浮気を認めたから調停で争う・・・とやりがちですが、まずは調停に踏み切る前に、焦らずにしっかりと証拠を集めてください。

調停で争うのはそれからでも遅くありません。

 

その後の流れですが、

1)離婚調停を起こす

2)第1回目の調停

3)第2回目以降も調停(回数は話し合いの進み具合で変わります)

4)離婚調停終了

といった感じになります。

 

いったいいくらぐらいの負担になるのか?離婚調停の費用

いざ離婚調停。

具体的にどのくらいの費用が必要なんでしょうか?

ザックリと紹介しますね。

・収入印紙代:1,200円
・郵便切手代:約800円
・戸籍謄本取得費用(全部事項証明書):450円
・住民票取得費用:250円
・その他:1,200円~(慰謝料、養育費の請求なども同時に申し立てた場合)
・婚姻費用分担請求:1200円
・財産分与請求:1,200円
・慰謝料請求:1,200円
・養育費請求:1,200円(子供ひとりにつき)

しめて8,700円。

これが「絶対にかかる費用」です。

ただしこの費用は、すべて自分で手続きまで含めて行った場合です。

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通常は、何をどうしたら良いのか分からない状態の中で、すべてひとりでやるのはなんとも不安に感じる人が多いため、弁護士を雇うケースも多いです。

弁護士をつけた場合の額は?

当然のことながら、弁護士を雇えば弁護士費用が追加で必要になってきます。

これは依頼する弁護士によって費用に差はありますが、

・着手金で30万円〜40万円
・調停や裁判で勝利した際の報奨金は30〜40万円

あたりが相場です。

合わせると、60〜80万ですね。

高いな・・・と思う方もいるでしょうが、プロに任せた方が安心出来る場合もあります。

離婚調停は、思った以上に大変なものですので、お金で解決付くなら、弁護士を雇うほうが賢明です。

弁護士を付けた方が良い場合

弁護士を付けたほうが良い例を紹介しますね。

例:夫が親権を主張したい場合

妻は浮気を認めたが、慰謝料などは払わないと言った。

夫は納得いかずに調停を起こした。

妻は「浮気はしていない」と言いはった。

浮気したことを示す証拠もない・・・

このような場合は、当然弁護士がついていた方がいいです。

特にお子さんがいる場合で、「自分(夫側)が親権を取りたい場合」は、弁護士をつけるべきです。

というのも、浮気と親権は問題が別、と解釈されるから。

よく

・妻が浮気したんだから親権は夫が取れる

と思ってる方がいますが、大間違いです。

ケースバイケースではありますが、真剣については妻が有利と言われていますので、ひとりでどうにかしようとせず、弁護士を雇いましょう・・・というか、弁護士なしではほぼ間違いなく、真剣は妻に持っていかれます。

・子供が幼稚園に行っている間に妻が浮気をしていた

・夜などは浮気相手とメールやラインでやり取りしていた

・専業主婦で収入がない。

これらは、離婚の理由にはなり得ても「親権には関係ない」のです。

そして、一般的に子供は0〜9歳までは、「母親が親権」という裏のルールみたいなものがあります。

ですから、

・ネグレクト、育児放棄

などが認められない限り、浮気が離婚理由でも母親が親権を取れる場合が多いのです。

たとえば、

・夜中に生後半年の子供を放置して遊びに行っていた(夫は夜勤)

・母親自身が親権はいらないと言った。

のようなケースでは、お子さんが小さくても親権をとれることがあります。

逆を言えば、ここまで極端な場合でなければ、夫側が親権をとれるケースはほとんどないということです。

 

私個人の思いとしては、どうにも釈然としないなぁ・・・というところですが。

浮気した妻に親権を渡そう!と思う夫はいますか??

他の男と遊び歩いてるのに、子供育てられるの?と思ってしまうのは私だけでしょうか?

 

だからこそ、子供がいる場合は絶対に弁護士をつけてほしいです。

法律はまだまだ、母親有利です。

その点だけはきっちり押さえておいてくださいね。

 

最短1か月と意外と短い?離婚調停の期間の相場

離婚調停にかかる時間はどのくらいでしょうか?

状況や、話のこじれ具合などにもよりますが、平均期間は2、3カ月から1年ほどかかります。

 

では、どういった場合に短期間で決着が付くのでしょうか?

いくつかのパターンを紹介しますね。

・妻と夫両方合意していると期間は短い
・合意していないと長引く

双方が離婚することに合意していれば、あとは条件面の合意ということになりますので、比較的短期間で調停まで進みやすいです。

・お互いに、調停に前向きで出廷すると期間は短い
・どちらかが来ないと調停が進まないので長引く(最悪、調停不成立になってしまう)

これはどちらか一方が離婚調停の席に付きたくない場合などに起こりがちです。
そういう場合は長期戦を覚悟しましょう。

・弁護士をつけていると期間は短い
・弁護士をつけていないと長引く

これは弁護士が間に入ることで感情的になる場面を少なくすることが出来るためです。
当事者同士だけでやると、ことが離婚だけにどうしても感情的になりがちです。

ですから、さっさと決着を付けたいなら

・弁護士をつける
・きちんと出廷する
・妥協点を用意しておく

譲れないところは譲る必要ないです!

ただ、「ここまでは絶対に譲れないが、ここから先は条件次第」という線引きを事前にきっちりしておきましょう。

前に進むためにも、多少の妥協は必要ですよ!

たとえば、譲れない線として、

・離婚の合意はもらいたい
・親権だけは譲らない
・子供が成人するまでの養育費はきっちりもらう

など。
また、妥協案として、

・親権が得られるなら慰謝料はいらない
・別居は認めるが子供のために離婚はしない

など。
このへんは夫婦間、子供も含めた家族間の問題ですので、あとで公開することにならないよう慌てずにじっくりと時間をかけて進めましょう。

妥協点は相手に教えなくて良いので、自分の中で用意しておきましょう。

 

まとめ

今回は、離婚調停について詳しく説明してきましたがいかがでしたか?

本当であれば、「浮気された側の意見が全部通るシステム」だとありがたいですが、なかなかそうはいきませんよね。

離婚は一生のうちでそう何回も体験することはないでしょう。

でも、あなたの人生にとって最大級の大きな出来事であるのは確か。

感情的になるなといっても無理だ、ということも分かりますが、ある意味「人生の岐路」にいることを自覚し、極力冷静に事に当たってくださいね。

 

ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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